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心不全・心臓リハビリテーション総合センター

当科の特色

 当院では2024年2月に「心不全・心臓リハビリテーション総合センター」を開設しました。


 心不全とは、「心臓のポンプ機能の低下によって全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せず、息切れやむくみが起こり、生命を縮めてしまう病気」です。北海道の人口は1997年以降減少し続けていますが、そのような中で、江別市は札幌のベッドタウンとして近年注目を集め、人口約12万人と北海道第7位の人口を有しています。しかし、江別市の65歳以上の高齢者の割合は約32%と全国平均より高く、当院に通院している心不全患者さんも年々増加しており、その対策が急務でした。


 2022年4月に、心不全および心臓リハビテーションを専門とする松本医師が赴任しました。松本医師は前任地の北海道中央労災病院において心不全・心臓リハビリテーションセンターを2018年に立ち上げ、南空知地域での心臓リハビリテーションの普及に貢献してきました。
 心不全診療においては、心臓病を治療すればよいというだけではなく、その合併疾患や社会背景、家庭背景なども予後に大きく影響するとされています。医師のみでそれぞれの患者さんに適した診療を行うのは難しく、多職種連携によるチーム医療の取り組みが必要とされています。また、心不全治療において心臓リハビリテーションの有効性が証明されています。心臓リハビリテーションプログラムは運動療法、栄養・食事指導、服薬指導、生活指導などを総合的・継続的に実施するプログラムで、本来はすべての患者さんに実施が望ましいとされています。しかし、その実施率は日本において非常に低い(入院 39%, 外来 2.5%:令和3年度DPCデータ研究調査より)のが現状で、入院から外来まで実施可能な施設は限られています。


 本センターの開設に伴い、「心不全診療を地域で完結させる」という理念のもと、院内の各職種が連携し、診療の質を向上させる取り組みを開始しました。また、病病連携・病診連携、訪問看護ステーションや院外薬剤師との連携などにも取り組んでいます。当院には2024年2月時点で心不全療養指導士の資格を有する職員が5人、心臓リハビリテーション指導士の資格を有する職員が4人在籍しており、リーダーシップを発揮して患者さんのために精力的に活動しています。



各部門のご紹介

  • 診断群分類包括制度
  • ジェネリック医薬品
  • 医療相談室
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