栄養部門

～　一人ひとりに合わせた食事を　～

本やテレビでも健康に関する情報はたくさんありますが、自分に合った食事は、みなさん個々に異なります。

管理栄養士は、みなさんから普段のお食事をお聞きして、からだのことも考えながら楽しく・おいしく食事ができるように、個人に合った食事療法を一緒に考えていきます。

食事や生活習慣が乱れると、心臓への負担が大きくなります。
よく耳にする、塩分が多い食事もその一つです。
しかし、気を付けるポイントは塩分だけではありません。
十分なエネルギーやたんぱく質などを摂ることによって、筋力の低下を防ぎ、栄養状態を良好に保つことにつながります。

当院は、入院中、また外来にて栄養相談を受けることができます。

主な栄養相談
◆ 心筋梗塞や心不全の再発予防
◆ 心不全でも美味しく楽しく食事をするには
◆ 十分に栄養を摂って、筋力・体力を維持するには

・入院時栄養相談

入院中に１～２回、管理栄養士から食事療法についてお話させていただきます。
普段召し上がっている食事の内容から、性別・体格に合わせた食事療法の目標をたて、生活背景に合わせた提案をします。

・外来栄養相談

入院中にお話した食事療法について確認と見直しを行います。
ご自宅で食事療法を実践したことについて、うまくいったところ・難しかったところなど、すり合わせをしていき、具体的な方法を考えたり、目標をたてていきます。
また、食事内容の記録を持参していただけると、詳しくお話することができます。

入院歴のない患者さんにもお話を伺っております。また、外来栄養相談は月１回や半年に１回など、定期的に受けることができます。

一度ですべて完璧にできる方はなかなかいらっしゃいません。食事療法の目標をまず１つ決めてみましょう。
少しずつ出来ることを増やして、長続きする食事療法を一緒に取り組んでいきましょう。