DPC/PDPS(診断群分類包括支払い制度)

当院はDPC/PDPS方式で入院費用を計算しています。これは「診断群分類包括支払い制度」の事で、従来の診療行為ごとに料金を計算する「出来高払い方式」とは異なり、入院される患者さんの病気、症状をもとに行われた検査や治療、処置行為から定められた1日あたりの定額点数を基本として医療費を計算する方法です。
この1日あたりの点数は診断群分類と呼ばれる区分ごと、入院日数に応じて定められています。
手術・リハビリ等一部の診療行為は従来通りの「出来高払い方式」となります。
入院当初と病気や治療内容が変更となった場合、退院時に入院月から遡って再計算を行い、差額調整をさせていただきます。そのため、退院の月だけ高額や低額になることもありますのでご了承ください。

患者様へのお願い・留意点

服用中のお薬(塗り薬、貼り薬、目薬等含む)がある場合

当院または他の医療機関のお薬を服用されている方は、薬剤管理上必要になりますので、服用されるお薬は入院前に入院期間分の処方依頼・持参のご協力をお願いいたします。
また、入院後に他の医療機関からのお薬が必要になった場合は事前に医師・看護師へお申し出ください

入院中の他科への受診について

DPCは、一つの病名に対して入院診療を行なうことを前提とした制度です。そのため、緊急を要しない他の病気の治療を ご希望された場合、退院後にお願いする場合がございます。ご了承ください。

Q&A よくある質問と回答

すべての患者がDPC/PDPS方式による計算になるのでしょうか?
すべての患者さんがDPC/PSPD(診断群分類包括支払い制度)での計算対象になるとは限りません。
病名や治療内容によっては、出来高払い方式になる場合もあります。

<出来高払い方式になる例>

  • 自賠責保険、労災保険を使用される方
  • 診断群分類により対象外となる方
  • 入院後24時間以内に亡くなられた方
  • 厚生労働省が定める処置や手術、薬剤を投与する方
限度額適用認定や高額療養費の取り扱いはどうなるのですか?
限度額適用認定や高額療養費の取り扱いについては従来通りです。
DPC/PDPS方式での計算になることで医療費は高くなるのですか?安くなるのですか?
診断された病気や病状の経過、治療の内容によって一日あたりの医療費が決まります。そのため、従来と比べて高くなることもあれば安くなることもあります。
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