
地域包括ケア病棟 レスパイト入院について
介護者の日々の疲れ、冠婚葬祭、旅行などの事情により、一時的に在宅介護が困難となる場合に期間を設けた入院の受け入れを行い、介護者の負担軽減(息抜き)を目指す仕組みです。当院では、在宅で常時の医療管理および介護が必要な方を対象としたレスパイトに対応しています。
◇対象となる方
※当院かかりつけ医の方で以下に該当する方となります。
- 継続的な医療処置が必要な方(点滴、胃瘻栄養、癌の疼痛管理、吸引、人工透析、在宅酸素等)
- 医療ケアを必要とする在宅療養中の方で、一時的にご自宅での介護が困難となる方
- 常時介護が必要な方
- 介護保険によるショートステイの利用が困難な方
◇入院期間・入院病棟について
- 入院病棟は原則として地域包括ケア病棟になります。
- 1回の入院期間の目安は14日程度になります。
- 入院日は土日祝日を除く月曜日から金曜日となります。
- レスパイト入院の合計日数は60日となります。その後3か月間利用できません。
例えば、レスパイト入院で14日間入院した場合、次回の入院で利用できる日数は60-14=46日間になります。60日間を利用した後は、3か月のインターバルを空けて再度利用することができます。病状が悪化し、急性期病棟に入院した場合や、病状が変化した場合は、インターバルを空けずに利用できます。
癌の患者様に限っては、1か月間のインターバルで再度60日間利用することができます。 - 複数の診療科に担当医がいる場合は、患者さんの「主治医」とレスパイト入院を担当する医師が異なる場合もあります。
【レスパイト入院の利用例】
(例) | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月~10月 | 11月 |
---|---|---|---|---|---|---|
利用日数 | 14日 | 14日 | 14日 | 18日 | 利用不可 | 14日利用再開 |
累積日数 | 14日 | 28日 | 42日 | 60日 | - | 14日 |
◇ご留意頂く点
- 入院の機会を利用しての他科受診や、他の医療機関の受診、緊急時以外の検査は原則行いません。
- 在宅で使用しているお薬を継続して内服していただきますので、お薬手帳と一緒に入院期間分をご持参ください。また、経腸栄養剤・胃ろうやストマ等の医療材料も入院期間分ご持参ください。
- 病状が悪化し治療が必要となった場合には、レスパイト入院から通常の治療入院となることがあります。その場合、主治医と相談の上、急性期病棟へ転棟となる場合もあります。
- 病床の空床状況により入院希望日や個室のご希望に添えない場合がございます。
- 入院費は通常の入院と同じく医療保険での請求となります。
◇お申し込み・お問い合わせ
- 原則、入院希望日の1週間前までにお申し込みください。
- 訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター等からお申込みください。直接ご家族さまからのお申込みも可能です。
- 下記から、レスパイト入院申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、患者サポートセンター 医療連携室までFAXをお願い致します。
調整後、当院担当者より受け入れの可否・入院日等をお知らせ致します。 - レスパイト入院に必要な入院書類を直接病院で受け渡し、または患者様宅へ発送致します。


予約受付時間 平日 9:00~16:30
予約受付時間 土曜日(第1,3,5) 9:00~11:30
問い合わせ先 【医療連携室TEL】011-382-1111(自動音声ガイダンス4番)
問い合わせ先 【医療連携室FAX】011-382-2050(医療連携室直通)