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放射線部門

当院放射線科は11名の診療放射線技師と1名の補助者で業務を行っています。
ここでは放射線科が関わる主な心臓の検査・治療を紹介いたします。


MRI室

心臓MRI検査では、心臓の動きや形、筋肉の状態を詳細に評価することが可能です。
検査時間は、およそ1時間です。

1.心筋遅延造影

造影剤を注入して心筋を造影し、数分後(5~10分)後に撮影を行うと、心筋がダメージ(線維化)を受けている箇所が分かります。
その遅延造影パターンから虚血性心疾患(心筋虚血、心筋梗塞など)あるいは、非虚血性心疾患(拡張型心筋症、肥大型心筋症、サルコイドーシスなど)などをある程度診断することが出来ます。

2.シネ撮影

心臓の動きの評価や、心臓が全身に血流を送り出す機能を見ることが出来ます。
心電図と同期させることで、心エコー検査のような任意断面の動画撮影を行うことが出来ます。


CT室

冠動脈CT

冠動脈とは…心臓を動かす心筋へ血液を送る大事な血管です。
細くなったり詰まったりすると狭心症や心筋梗塞の原因となります。
造影剤を静脈注射しながら撮影し、画像を3D再構成することによって冠動脈を立体的に観察する事が出来ます。
また、石灰化の評価も出来ます。

 
 

カルシウムスコアリング

造影剤を使わず撮影し解析する事で冠動脈の石灰化の評価が出来ます。

 
 

血管撮影室

心臓カテーテル検査

鼠径部または腕の動脈からカテーテルを用いて冠動脈の撮影、左心室の撮影、各心房心室の内圧等を測定します。


 

冠動脈形成術

バルーンを用いて冠動脈の細くなっている部位を広げます。再び細くならないようにステントを挿入します。

   
 

血管内超音波(IVUS)

冠動脈に超音波プローブがついたカテーテルを挿入し、血管壁を内側から観察します。
挿入するステントのサイズの検討やステントの拡張の評価に適しています。


 

FFR

冠動脈の狭窄病変の奥と手前の圧の差を測定することで、治療の適否の判断に用いられます。


 

ペースメーカー移植術

肩の静脈からX線透視を見ながら右心房・右心室にリード線を留置して本体(ジェネレータ)を埋め込みます。
最近では非常に小さなジェネレータを心房に直接埋め込むリードレスペースメーカーも行っています。

 
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