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令和元年度 病院指標

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1.年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 36 51 45 105 238 514 799 810 297

当院は、地域の急性期病院として幅広い年齢層の患者さんにご利用していただいています。
江別市だけではなく、近隣の市町村の方もご利用していただいています。
特に60歳~89歳の患者さんの割合が全体の約7割となっています。
また、令和元年10月から「地域包括ケア病床」が稼働しており、より長期の入院となる症例や在宅への復帰を目指す治療に対応できるようになりました。

2.診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科名:外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 9.52 7.13 0.00% 61.64
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 39 9.59 4.85 0.00% 73.64
060150xx99xx0x 虫垂炎 手術なし 定義副傷病 なし 22 6.82 6.94 0.00% 40.86
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 23.84 15.02 0.00% 73.74
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 16 8.81 5.45 0.00% 31.50

鼠径ヘルニアや胆のう結石、胆のう炎などの胆嚢疾患が上位を占め、手術による治療を行っています。
虫垂炎では手術だけでなく、抗生剤による保存的治療や、炎症を鎮めてから待機的に行うインターバル手術も行っています。
開腹手術だけでなく、腹腔鏡を使用した手術にも対応しています。
悪性腫瘍手術では、結腸症例が多くなっています。

診療科名:人工透析内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 内シャント血栓除去術等 手術・処置等2 なし 25 3.44 4.74 0.03% 72.08
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 20 15.45 8.48 0.00% 69.10
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 10 27.60 11.67 0.00% 67.50
130100xxxxx4xx 播種性血管内凝固症候群 手術・処置等2 4あり(リコモジュリン) 28.84
0400801499×012 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア2 18.27
110310xx99xx0x 腎臓または尿路の感染症 手術なし 定義副傷病 なし 12.58

腎不全患者さんの透析治療を主とし、シャント作成、シャントのトラブルにも対応しています。
通院による透析と併せ、院内での体制を整えております。

診療科名:脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
010060×2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり(脳血管疾患リハビリテーション料等) 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 52 16.81 16.16 0.52% 73.33
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 43 7.79 7.10 0.10% 61.84
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 33 4.21 5.01 0.00% 69.27
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり(エダラボン) 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 31 16.97 16.13 0.31% 70.26
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり(慢性硬膜下血腫穿孔術等) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 13.74 9.67 0.07% 78.61

脳卒中やてんかんだけではなく、良性発作性めまい、中枢性めまいなどの耳鼻科疾患にも対応しています。
頭蓋内損傷に対する治療として、硬膜下血腫穿孔洗浄術を行っています。
急性期の患者さんは手術治療のほか、薬物治療や、リハビリ治療を行い、患者さんの状態にあわせて自宅や施設、療養型病院、回復期病院などへ退院できるよう連携を行っています。

診療科名:整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 24 25.50 19.40 0.10% 84.96
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 20 39.30 25.94 0.14% 80.90
160760xx97xxxx 前腕の骨折 手術あり 17 9.65 5.54 0.00% 67.71
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 23.56
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 5.94

各種骨折治療や、リハビリ治療、日帰り入院を行っています。
人工関節手術は非常勤の医師と連携し行っています。
また骨折の治癒を早める目的で超音波療法を導入しています。

診療科名:消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 183 2.11 2.63 0.00% 68.13
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 62 13.35 9.79 0.14% 78.31
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 34 10.76 7.65 0.00% 74.59
060190xx99x0xx 虚血性腸炎 手術なし 手術・処置等2 なし 33 7.94 8.86 0.03% 68.85
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 28 19.00 20.84 0.17% 84.93

大腸ポリープに対する内視鏡的切除術を1泊2日の短期入院で行っています。
結腸憩室炎や腸炎、虚血性腸炎などの腸疾患に対する治療や総胆管結石や急性胆のう炎などの胆道疾患、膵炎や膵臓がんなどの膵臓疾患、肝がんや肝硬変などの肝臓疾患を中心に、幅広く消化器疾患の治療を行っています。
外科的治療が必要となった場合は、外科医と連携をとり迅速な治療が可能です。
また、クローン病などの小腸の疾患に対する検査としてカプセル内視鏡を導入しています。

診療科名:循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 69 26.07 17.71 0.31% 85.41
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり(心臓カテーテル検査等) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 53 3.55 3.01 0.03% 70.98
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり(ペースメーカ移植、交換術等) 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 27 14.22 10.80 0.00% 80.96
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 25 21.44 20.84 0.17% 84.56
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり(経皮的冠動脈ステント留置術等) 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 23 15.00 12.37 0.00% 70.87

心臓疾患の患者さんを主に治療していますが、誤嚥性肺炎などの治療も行っています。
狭心症などの疾患で心臓カテーテル検査を受けられる患者さんが最も多く、徐脈性不整脈に対するペースメーカ移植や交換も行っています。
心不全の患者さんには薬物治療や心臓リハビリを行い、患者さんの状態に合わせて自宅や介護施設、療養病院などへ退院できるよう連携を行っています。

診療科名:呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 18 18.06 14.62 0.21% 74.17
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 13.82 20.84 0.10% 86.41
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 16 16.56 18.84 0.03% 79.81
040040xx97x4xx 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2 4あり
(化学療法ありかつ放射線療法なし)
23.13
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり(化学療法ありかつ放射線療法なし) 定義副傷病 あり 16.87

肺がんや肺炎などの呼吸器疾患の治療を主に行っています。
肺がんに対しては主に抗がん剤治療を行い、患者さんの状態によって緩和ケア病棟のある病院へ転院できるよう連携を行うケースや、通院治療での化学療法に切り替えるケースなど、柔軟に対応しています。
状態によっては外科へ依頼し手術を行う事もあります。

3.初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準
版数
StageⅠ StageⅡ StageⅢ StageⅣ 不明
胃癌 14 10 23 12 1 7,8
大腸癌 15 32 35 13 12 1 7,8
乳癌 1 7,8
肺癌 54 1 7,8
肝癌 1 6,7,8

5大癌(胃がん、大腸がん、乳がん、肺がん、肝がん)について令和元年度中に退院した初発、再発の延べ患者数を掲載しています。
患者数としては、大腸がんの患者さんが最も多く、次いで肺がん、胃がんとなっています。
治療ガイドラインに則して、手術、抗がん剤(分子標的薬)、放射線治療等を組み合わせた集学的治療を行っています。
抗がん剤治療にあたり、悪性腫瘍遺伝子検査を行い、最も効果的な抗がん剤を選択し治療を行っています。

4.成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症
中等症 59 15.08 79.41
重症 13 15.08 77.77
超重症 19 19.32 80.37

中等症の肺炎症例が最も多く、高齢の方が重症になりやすく、治療を要するため在院日数も長くなる傾向にあります。
患者さんの基礎疾患や、それぞれの重症度に合わせて適切な治療を行っています。

5.脳梗塞の患者数等

ICD10 傷病名 発症日
から
患者数 平均在院
日数
平均年齢 転院率
I63$ 脳梗塞 3日以内 182 23.59 76.31 2.55%
その他 24 23.92 74.00 0.34%

当院では急性期医療を専門としています。患者さんの状態によって治療後は自宅や施設などへ退院する他、リハビリ治療が必要な場合には他院の回復期リハビリ病棟へ転院するなど、継続的な治療を行えるよう連携を行っています。

6.診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

診療科名:外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 57 2.07 7.74 0.00% 62.09
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 26 1.38 6.42 0.00% 70.42
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 24 7.67 35.96 0.03% 73.38
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 19 8.11 17.84 0.00% 72.89
K672 胆嚢摘出術 17 19.35 13.29 0.00% 75.29

胆嚢疾患に対し腹腔鏡下で胆のう摘出術を行っています。また、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術も多く行っています。
腹腔鏡を用いて行う手術は傷も小さく、開腹手術より比較的早期に退院することができます。
主にがん患者さんに対して、化学療法を合わせて行うことが多くなってきており、薬剤注入を確実に行うための装具(皮下ポート)を埋め込む手術も多くなっています。
大腸がんに対し腹腔鏡を用いて病変を切除する手術割合が多くなってきています。

診療科名:人工透析内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 27 0.19 2.44 0.03% 72.44
K610-3 内シャント又は外シャント設置術 16 0.50 13.88 0.00% 69.13
K606 血管露出術
K6105 動脈形成術、吻合術 その他の動脈
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満)

透析患者さんのシャントトラブルに対して血栓除去や、新たにシャントを設置する手術を行っています。
術後約3日と短期間での入院で行っています。

診療科名:脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 30 2.87 15.83 0.24% 77.40
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 脳内のもの
K6092 動脈血栓内膜摘出術 内頸動脈
K178-4 経皮的脳血栓回収術

慢性硬膜下血腫の患者さんに対する穿孔洗浄術を最も多く実施しています。
脳動脈瘤に対するクリッピング術も行っています。

診療科名:整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K0732 関節内骨折観血的手術 胸鎖、手、足 22 2.32 14.05 0.00% 69.32
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 16 2.63 32.50 0.03% 76.13
K0821 人工関節置換術(膝)
K0811 人工骨頭挿入術(股)
K0463 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指、その他
K0484 骨内異物(挿入物を含む)除去術 鎖骨、膝蓋骨、手、足、指、その他

非常勤医師と連携をとることで、人工関節手術も行えるようになり、幅広い整形疾患に対応しています。

診療科名:消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 192 0.31 1.49 0.03% 68.72
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 42 1.24 16.69 0.21% 78.90
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみ) 31 1.65 13.45 0.14% 79.58
K654 内視鏡的消化管止血術 22 0.91 12.09 0.00% 70.91
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 19 0.32 2.95 0.00% 71.00

大腸ポリープに対する内視鏡での切除術が最も多く、主に1泊2日の入院治療を行っています。
胆管の狭窄や総胆管結石に対するステント留置術や乳頭切開術、消化管の出血に対する止血術を多く実施しています。
早期大腸癌や早期胃癌に対するESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)も行っています。

診療科名:循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K5972 ペースメーカー移植術 経静脈電極の場合 20 7.20 9.95 0.03% 80.80
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) 14 0.00 14.93 0.00% 71.36
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) 14 0.14 11.50 0.00% 68.57
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 13 3.62 3.15 0.00% 71.77
K597-2 ペースメーカー交換術

ペースメーカ移植術が最も多い手術となっています。徐脈などで失神発作を生じる患者さんなどに適応されます。
狭心症、心筋梗塞の患者さんへの冠動脈ステント手術も行っています。

診療科名:呼吸器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 12 6.08 13.42 0.00% 71.67
K510 気管支腫瘍摘出術(気管支鏡又は気管支ファイバースコープ)

呼吸器内科は手術よりも化学療法治療が高い比率で行われています。
化学療法を行うため皮下に薬剤注入用のポートを埋め込み、薬剤を持続的に注入できるようにする手術も行っています。

7.その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 請求率
130100 播種性血管内凝固 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌症 同一
異なる
180040 手術・処置の合併症 同一 17 0.59%
異なる

同一とは、入院のきっかけとなる疾患と入院後に主に治療を行った疾患が同一であるか否かということです。
播種性血管内凝固(症候群)は、さまざまな重症の基礎疾患により、全身の細小血管内で血栓ができる病態です。感染症や悪性腫瘍などの疾患に合併症として発症することが多い疾患です。
敗血症とは、体内で感染症を起こしている場所から血液中に病原体が入り込み、重篤な全身症状を引き起こす疾患です。
真菌症とは真菌類(カビ)によって引き起こされる疾患で、感染症によって体の免疫力が低下することによりかかりやすくなる疾患です。
手術処置の合併症の内訳は、主に術後や処置後の出血、感染が占めており、体内に留置したカテーテルの機能不全や術後の出血、造影剤などによるショックの症例などが該当しますが、いずれも適切な治療を行っています。
発生率は全退院患者に対しての発生率となっています。

  • 診断群分類包括制度
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