肛門外科

肛門機能外来は、大腸肛門病学会専門医の小橋医師が担当しています。
内痔核や痔瘻といった肛門疾患の診療が中心ですが、痔瘻で来院された20代の方が、クローン病という難病のことがあります。そのため当科では、肛門だけでなく大腸も併せて診療するように心がけています。
また便秘と考えて下剤を服用されている方で、実は肛門括約筋の低下が原因で便が出せなかったり、漏れてしまう方がいます。そのため当科では、「肛門機能検査」を行い、適切な下剤の処方とバイオフィードバックという肛門リハビリを併用して便秘や弁漏れの改善を図ります。
さらに内痔核、切れ痔といった肛門の病気が見当たらないのに「肛門が痛い!」と受診される方がいます。気のせいではなく「神経因性骨盤臓器症候群」(NISと略します)という病気の可能性があります。NISは、熊本の大腸肛門病センター高野病院の高野正博先生が提唱する疾患で、仙骨から肛門や膀胱に走行している陰部神経の障害が原因です。このため、痔の治療を行っても肛門痛は改善しません。当科では、約90名のNISの患者様を漢方薬で治療し、またバイオフィードバックを取り入れて肛門機能の改善を行っています。



肛門内圧検査

専用の機械を使用し、肛門のしまり具合を圧力としてみる検査です。

  • 最大静止圧(MRP)…リラックス時の肛門のしまり具合を表します。
  • 最大随意圧(MSP)…肛門をしめたときのしまり具合を表します。便を我慢するときはこれに当たります。
  • 肛門科おしり検査
  • 肛門内検査

バルーン排出能力検査

専用のバルーンを使用し、どれぐらいの大きさのバルーンを排出できるかを調べる検査です。
バルーンは模擬便の役割です。

バイオフィードバック(BF)療法

BFとは体の動きを目で見える形にすることで自分の体の動きを理解し、心身の改善を図るものです。
当院では理学療法士の指導のもと、骨盤底筋のトレー二ングにこの方法を取り入れています。
専用の機械を使用し、肛門をしめたりゆるめたりすることで、便もれ、痛みの改善を行っていきます。

排出訓練

排便困難な方には、模擬便の専用のバルーンを使用し、便排出のトレーニングをします。

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